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0.事前の準備 |
所要時間:人それぞれ |
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まず、2.5インチHDを購入しましょう(笑)
厚さは12.5mmぐらいまで、容量はBIOS理論値で18GBまで使用できるそうです。
参考までに、私が購入したのは、東芝さんのMK-1214GAP、9.5mm厚の12.0GB、回転数4200rpm、シーク13msです。
相場は、2000年1月末で、4GBが2.5万、6GBが3万強、12GBが4万程度でした。
デスクトップ用HDに比べると、価格が2倍,スペックが2/3程度ですが、便利さには変えられません。
また、OS起動までの作業で、本体購入時に付属してきた「起動FD,Windows98&ドライバCD」も必要です。
(別なPCで「旧HD→新HD」のコピーをされる方は不要でしょう)
工具は、普通の+ドライバ一本でOKです。
用意できましたか?では、始めましょう。 |
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1.既存データのバックアップ |
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作業を開始する前に、個人データは必ずバックアップをとりましょう。
バックアップ環境(MO,CD−Rなどのバックアップ機器またはLAN接続のPC等)をお持ちでない方は、HD交換の前にバックアップ機器の増設をお勧めします。 |
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2.HD取替え |
所要時間:15分程度 |
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1)本体を開ける
注)これ以降、作業を進めると、メーカーサポート対象外となります。
まず、この手の作業を始める前に、電源,バッテリー等は外しましょう。
...写真は外してませんね。悪い例です。真似しちゃ駄目です(笑)
準備が出来たら、本体裏のネジを開けます。
※外したネジは、絶対なくさないでね!
本体手前の裏にある、2本のネジだけでOKです。
ネジを外したら、キーボード手前のカバーを開きます。
右側の、モデムジャック付近から開けていき、最後にFD上部を手前に
引っ張ると、比較的開け易いようです。
プラスチック部分を破損すると部品交換が効かないので、あくまでも慎重に。
(一番、神経を使う所かもしれませんね)
ちなみに、カバーを手前に引くのがコツでしょうか? |
![](hdex1.jpg) |
![](hdex2.jpg) |
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2)ハードディスク交換
無事、カバーを開ければ、キーボード左手前にHDがあります。
キーボード側のネジ1本で、HDカバーごと外れます。
(この状態では、IDEケーブルは外れません。まだ、無理に引っ張らないで!)
HD本体は、四隅をHDカバーにネジ止めされています。
四隅のネジを外し、HDカバーを外しましょう。
次に、HD本体からIDEケーブルを抜きます。
これで、旧HDをEagleXから外すことが出来ました。
あとは、逆の手順で組み直すだけです。
IDEケーブルは、中央のピンが1本抜けているので、ピンを合わせて挿して下さい。
HDカバーの方向を確認し、四隅をネジ止めします。
4本とも仮止めした後、対角線のネジ同士を絞めると、歪みが少なくなります。
本体カバーを付けて、裏からネジ止めすれば、作業完了です。 |
![](hdex4.jpg) |
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3.HD設定 |
所要時間:5分程度+悩む時間 |
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ここから先の作業は、どのPC/AT互換機でも同じです。
デスクトップで経験済みの方にとっては、難しい事はありません。
なお、作業前には必ずEagleX付属の「ドライバCD」内ReadMeフォルダのInstMe.Txtをご一読下さい。
1)HD区画設定
・CDを入れずに、起動FDでMSDOS(Windows98版)を起動します。
(一応、BIOS起動時に「F2」を押下して、HDが認識されている事を確認して下さい)
FDからの起動中は、毎回キーボードの選択画面が出てきます。
「半角/全角」キーを入力します。
FDからの起動は「コマンドまたはファイル名が違います.」で失敗しますが、放っておいて問題ありません。
・DOSの入力状態になったら、「A:\FDISK」と入力してください。
「大容量のディスクのサポートを使用可能にしますか(Y/N)...?」
は、「Y」でFAT32専用,「N」でFAT16専用になります。
せっかく「大容量」にしたんですから、是非「Y」を選んで下さい。
※この時点でエラーになる場合、購入したHDの初期不良だと思われます。販売店に相談してみて下さい。
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FDISKでは、最低「基本MS-DOS領域」を作成してください。(Cドライブになります)
操作方法:メイン画面で「1」、次の画面でも「1」を入力します。
あとは、好きなだけディスク容量を割り当てて下さい。
もし、ハードディスクのDドライブを作成したい場合は、
「拡張MS-DOS領域」を作成し、論理MS-DOSドライブを作成します。
最後に、ESCキーでFDISKを終了します。
FDISK終了後には、必ずPCの再起動を行って下さい。([Ctrl]+[Alt]+[Del])
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A:\>
A:\>MSCDEX.EXE /D:OEMCD001 /L:D
MSCDEX Version 2.25
Copyright (C) Microsoft Corp. 1986-1995
Drive E: = Driver OEMCD001 unit 0
ディレクトリの指定が違います.
コマンドまたはファイル名が違います.
D:\>A:\FDISK
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4.OSインストール |
所要時間:45分程度 |
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2)OSインストール&セットアップ
・「Windows98」のCDを入れ、起動FDで起動します。
項番1)でCドライブしか作成していない場合、Windows98のセットアップが起動するはずです。
この場合は、ドライバCD/InstMe.Txtの指示通り、セットアップを続けて下さい。
HDのフォーマット等も自動的に実行される、と書いてあります。
項番1)でDドライブを作成した場合、CDがEドライブになるので、起動の最後はエラーになります。
慌てず、以下のDOSコマンドを入力して下さい。
e:\oemsetup /k "a:\drvcopy.inf"
~~~「e」は、追加したドライブの数に合わせて、シフトします。
ドライブを間違えなければ、Windows98のセットアップが起動します。
セットアップ中にエラー(青画面を含む)が発生する事がありますが、無視して作業を継続しましょう。
PCがウンともスンとも言わない場合には、一度電源ボタンで終了し再度起動すれば、セットアップを継続できます。
なお、起動時、BIOS起動直後に「赤画面」が表示されますが、問題ありません。
次の項で、設定すれば解決します。
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5.各種ドライバ設定 |
所要時間:30分程度 |
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OSインストール後、EagleXの各デバイス用ドライバ等を組み込みます。
詳細は、ドライバCD/InstMe.Txtの通りです。
組み込むドライバの一覧は、以下の通りです。上から順に組み込みましょう。
1.□NeoMagic VGA ドライバ
2.□3モードフロッピーディスクドライバ
3.□ESS サウンドドライバ
4.□Alps グライドポイントドライバ
5.□モデム ドライバ
6.□赤外線デバイスドライバ
また、 □ディスクサスペンド領域の設定
も必要です。
個人的には、サスペンド領域設定を最初にした方が、精神衛生上よろしいかと思います。
(再起動時の赤画面が出なくなります)
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